2019年3月7日木曜日

摂食過程で異常を起こした場合の症状例


(1)認知期
・食べ物をみても反応がない
・食べ物で遊ぶ
・食べ物を混ぜたり、ぐちゃぐちゃにしたりする
・食べ物を捨てる

(2)先行期
・保続(同じものを食べ続ける)
・過剰取り込み(一度にたくさん口に入れ過ぎる)
・取り込む食物量のバランスが悪い(味が濃いものでもたくさん食べてしまう)

(3)取り込み期
・箸などで食べ物が取れない
・途中でこぼれる
・口から外れてこぼれる
・疲れる

(4)補食期
・口を開かない
・口から外れてこぼれる
・唇に当たってこぼれる
・唇でうまくつかめない

(5)咀嚼期
・食べ物が噛めない
・食べ物をすりつぶせない
・食べ物をいつまでも噛み続ける
・食べ物が口からこぼれる

(6)食塊形成期
・食べ物をいつまでも噛み続ける
・食べ物を口から出してしまう
・食べ物が口の中に残る
・食べ物が口からこぼれる

(7)嚥下口腔期
・食べ物をいつまでも噛み続ける
・食べ物が口の中に残る
・食べ物がこぼれる
・食べ物が鼻から出る

(8)嚥下咽頭期
・食べ物が鼻から出る
・むせる
・声が変わる
・のどがゼロゼロという

(9)嚥下食道期
・食塊が食道内を通過できない
・いったん胃に入った食塊が逆流する
・飲み込んだあとにむせる

【摂食・嚥下へのアプローチをもっと具体的に学ぶならこちら】
https://www.tsuusho.com/swallowing/

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