人には、年代に応じた様々な役割があり、その中に生きがいが存在します。張り合いのあることや、自己のアイデンティティを認識できる仕事や趣味など人生において役割と生きがいは密接に関係しています。
病気や加齢で心身機能の低下を余儀なくされた場合、役割と生きがいの量は減少し、生活意欲は低下していきます。
その状態でリハビリテーションや機能訓練を行っても、生きる意味や価値を見出すことができず、訓練の効果は十分に期待できません。
【生きがいを感じさせるアプローチのポイント】
① 目標の達成、目標に向かって行動する
→達成感や充実感を得る
② 人に受け入れてもらう
→身体・精神的な状態を他者に理解してもらう
③ 行動に自信を持つ
→肯定的な声かけ、成功体験が得られるような訓練内容
【褒めるポイント】
■ 適切な行動をしたら褒める
■ 行動が起こったらすぐに具体的に褒める
■ 褒める量は少しずつ減らしていく
(褒めすぎると依存心が高まり、次の課題へ移行しづらくなる)
■ 行動を記録して示す
(歩行回数など徐々に増えている成果に対して褒め、達成感につなげる)
引用文献 リハージュVol.7「生きがいを理解し、達成感を得られるよう目標を設定」
https://daybook.jp/rehaje
生きがいを感じてもらうアプローチがたくさん学べる研修はこちら
https://www.tsuusho.com/rec100/
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