2019年3月26日火曜日

やっていたADL・IADLができなくなったら「どうすればできるようになるのか」を考える

ADL・IADLを維持・改善するためには、現在やっている活動や少し前までやっていた活動の練習や類似訓練を行うことが、最も効果的です。

「人の脳や筋力は使わないと低下してしまう」と言われており、これは日常生活動作においても同じです。

やっていたADL・IADLができなくなったら「どのようにしたら一人でできるようになるのか」を一緒に考えて練習できることが、通所介護の強みです。

しかし、

「ヘルパーさんがやってくれるからいいですよ」

ご利用者からこんな言葉をかけられる場面、少なからずあるはずです。

そんな時は「手伝ってもらうことのデメリット」と「自分でできることのメリット」を比較し、どちらが自分らしい生活に近づくのかを一緒に考えていくことも一つの手段です。


現状を可視化して伝えることで、自分の生活を考えるきっかけになり、自分でできたほうが生活しやすくなるというメリットを再認識してもらうもらうことで、ADL・IADL訓練への参加につながりやすくなります。



ご利用者の活動と参加を生み出すためのアセスメント方法が学べる研修はこちらからご覧いただけます。

【デイがすべき本来の役割と活動・参加充実化セミナー】
https://www.tsuusho.com/active_participation/

0 件のコメント:

コメントを投稿