2019年2月19日火曜日

嚥下障害に対するアプローチ

専門職以外でも可能な嚥下障害のある方へのアプローチを環境整備の視点から!



① ポジショニング(姿勢)
→体幹は軽度前傾姿勢で頸部は軽度屈曲
→股関節は100~110度の屈曲
→膝・足関節は約90度の屈曲位
→足底がきちんと床について体重が支持できるイスの高さ
→テーブルは前傾姿勢でひじがテーブル上面につき、軽く体重負荷できる高さ(おへその高さ)

② 精神面のアプローチ
(1)意識レベルのアップ
→意識レベルが低くなっていると普段はうまく食べられる人でも誤嚥したりする場合があるので、意識レベルを高めるように話しかけをしたり、手足を動かしたり働きかける

(2)食欲の向上
→おいしくない食事は、飲み込みにくいものです。少しでもおいしく感じられるように、食欲が増すような雰囲気づくりなども心掛ける

(3)不安感の軽減
→嚥下障害を起こしやすい人は誤嚥に対する恐怖感を持ちやすいので、恐怖感や不安感を取り除くような精神サポートも重要

(4)認知レベルアップ
→注意障害などがある人には、これから何を食べるのか十分に伝える必要があります

③ 物品の選定
→お皿やスプーンなども食べやすさ、食べにくさに関係してきます。特に食材を口へ運ぶ道具は本人にとって一番食べやすいものを選定する必要があります。スプーンの大きさや形状、コップの形態なども嚥下に関与してきます。

【摂食・嚥下障害の方へのアプローチを学びたい方はこちら】
https://www.tsuusho.com/swallowing/

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