日本通所ケア研究会って何!? 日本通所ケア研究会は、通所ケア・認知症ケアに携わる皆さまおよびその周辺領域の分野に携わる方のスキルアップを介護の研修・各種養成講座を通して応援しています。 このブログでは、そんな当会主催研修情報のまとめや、ツイッター・フェイスブックでは伝えきれない情報を掲載していく予定です。 母体は「月刊デイ」という介護雑誌を発行しているQOLサービスです。
2019年1月28日月曜日
摂食過程で異常を来した場合の症状例
(1)認知期
食べ物を見ても反応が無い
食べ物で遊ぶ
食べ物を混ぜたり、ぐちゃぐちゃにしたりする
食べ物を捨てる
(2)先行期
保続(同じものを食べ続ける)
過剰取り込み(一度にたくさん口に入れ過ぎる)
取り込む食物量のバランスが悪い(味が濃い物でもたくさん食べてしまうなど)
(3)取り込み期
箸などで食べ物が取れない
途中でこぼれる
口から外れてこぼれる
疲れる
(4)補食期
口を開けない・開かない
口から外れてこぼれる
唇に当たってこぼれる
唇でうまくつかめない
(5)咀嚼期
食べ物が噛めない
食べ物をすりつぶせない
食べ物をいつまでも噛み続ける
食べ物が口からこぼれる
(6)食塊形成期
食べ物をいつまでも噛み続ける
食べ物を口から出してしまう
食べ物が口の中に残る
食べ物がこぼれる
(7)嚥下口腔期
食べ物をいつまでも噛み続ける
食べ物が口の中に残る
食べ物がこぼれる
食べ物が鼻から出る
(8)嚥下咽頭期
食べ物が鼻から出る
むせる
声が変わる
のどがゼロゼロという
(9)嚥下食道期
食塊が食道内を通過できない
いったん胃に入った食塊が逆流する
飲み込んだあとにむせる
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