2019年12月19日木曜日

知っとくと「会話」と「ケア」が広がる



現在、私たちは基本的に1日3食の食事を取っていますが、昔は朝・夕の2回でした。

1日3食になったのは江戸時代からで、そのころも3回食べるのは労働量が多い人々の習慣であり、武士の禄高などは1日2食で計算されていました。

また私たちは、食事の合間にも「おやつ」を食べることがあります。

「おやつ」とは「やつ」の丁寧語で、 

「やつ」とは…

江戸時代の時刻で「八つ刻(午後2時〜4時の時間帯)」

を意味しています。

江戸時代中期までは、1日2食だったため「やつ」に食べた間食を「おやつ」と呼ぶようになり、その後、間食のこと自体を「おやつ」と呼ぶようになりました。

その言葉の由来を知ると、この「おやつ」も食事の一部と考えることができます。

また、ティータイムのお茶やお菓子なども食事と考えることができます。

このほかにも、飲料形態での食べ物やサプリメントなど、さまざまな形態の「食事」があります。

「食事」は経時的な視点、形状の視点など、各種視点から見ると実にさまざまな内容でとらえることができ、そう考えることで、【食事のケア】も広がります。

<摂食・嚥下障害の方へのアプローチを学ぶ>
https://www.tsuusho.com/swallowing/

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