2019年6月25日火曜日

自立(自律)支援における最適介助量とは


自己決定の支援では、「本人が決めやすいように決定に必要な情報を提供し、理解してもらうこと」=「理解した上での合意(インフォームド・コンセント)」が大切です。

そのためには、本人の理解能力に合わせた説明をすることが必要で、重度の認知症などで理解が困難な方の場合は、後見人などによる決定が行われます。

この場合でも、本人による決定支援に最大限の努力を払うこと、本人ならどう決定するかを客観的・公平に判断することが必要です。

自己決定の支援で注意すべきこととして、【本人の希望=本人のニーズ】とは限定しないことが大切です。
この限定しないとは、場合によっては本人に害を及ぼすことを本人が希望することもあるからです。
専門職として「本人に真に必要なこと」の見極めが大切です。

本人の生活、人生を豊かにする自立に欠かせないのが自己遂行時の最適介助量です。

手伝い過ぎ=過剰介護

上記は本人の機能低下、能力低下を引き起こしていると言われています。

「忙しいから、自分たちがやってあげた方が… 」
「次の〇〇の時間が迫っているから…」

など、ご利用者の自立(自律)を引き出す場面で、スタッフ都合・システム都合になっていないか定期的に見直すことも良いケア・サービスを提供する上で必要です。


また、使用する物品や配置などの環境の工夫などにより、自己遂行を促進し機能訓練やリハビリテーション効果を高めることができます。

 
【日本通所ケア研究会】
https://www.tsuusho.com/

----ワンランク上のスキルアップを目指す研修一覧----

<日本ケアレク研修会2019

<デイサービスの加算をとるための書類・記録・プログラム2日間セミナー>

<自立支援のデイづくりセミナー>

<デイサービスのリーダー・管理者能力向上セミナー>

<認知症の方へのリハビリアプローチセミナー>
<デイや介護事業者が地域共生社会を実現するための成長戦略実践セミナー>

<リハビリ・トレーニング効果を向上させる新しい視点の活動分析と介入セミナー>

<介護制度と報酬改定への対策&デイ・サ高住見学会>

<立位・歩行・バランス・転倒予防リハビリ訓練セミナー>

<介護事業者が真剣に取り組まなければならない人事考課制度再考セミナー>

<機能訓練実技向上セミナー>

<デイの基準と指導・監査対応セミナー>

<デイの記録3日間セミナー>

<個別機能訓練計画書・通所介護計画書の書類と書き方習得セミナー>

<介護・看護・リハ職の連携強化のためのリハビリ知識と技術セミナー>

<高齢者の障がいに合わせたリハビリケア研修会>

<介護保険サービスにおける基準・制度とリーダーとしての手引き>

<自立支援と機能訓練の進め方 -介護職員が介護のスキルを高めるための導き方->

<売上、稼働率UPを目指す運営戦略 -ケアマネ・地域への広報の仕方とシステム・プログラムづくり->

<管理者がするべきチームづくりとコミュニケーション術>

<生活期リハ施設(通所リハ、老健、訪問リハ)がすべき運営管理とマーケティングセミナー>

ADLIADLトレーニングで効果を出すために必要な家屋評価・環境調整セミナー>
https://www.tsuusho.com/visit/

0 件のコメント:

コメントを投稿