その重要となる視点を8つ下にまとめました。
8つの視点それぞれを考慮した上でアプローチ内容を考えると、より高いレベルの認知症ケアケア・より広がりを持ったケア・より柔軟なケア・より豊かなケアが提供できるようになります。
ぜひ、それぞれの視点を十分理解して、より良いケアを実践してください。
① リスクマネジメント
以下の3つの分野のリスクに着目したマネジメントを行うことが大切です。- 利用者のリスクマネジメント
- 職員のリスクマネジメント
- 事業所(法人)のリスクマネジメント
② 本人中心のケア
本人中心のケアを考える上で「パーソン・センタード・ケア」の概念は大切です。また、ケアを提供するに当たって「インフォームド・コンセント」を行った上での「エビデンス・ベイスド・ナラティブ・ケア」を心掛けましょう。③ 自立支援
「自己選択」「自己決定」「自己遂行」を本人にしていただく機会の設定や環境づくりを行いましょう。その際、本人の生活歴、性格、身体機能などに留意した支援内容であることが大切です。④I C F
ケアアを提供・評価するときは「ICFの視点」からのアプローチが大切です。機能・活動・参加に対するケアについて、本人の状況(能力)や好み(性格)に合わせたケアになっているかどうかを今一度、考えてみましょう。⑤ 活動範囲の拡大
豊かな生活の実現を目指す上で「活動範囲の拡大」はとても重要です。活動は身体面・精神面・社会面と3つに分けることができます。本稿では、これらに着目した活動範囲の拡大について考えてみます。⑥ マズローの欲求段階
マズローの欲求段階説は介護の分野で有名な理論です。この理論の視点から、人間が持つ各欲求の内容と段階を理解し、スムーズかつ効率の良いケアを心掛けることで、サービスの充実化を図りましょう。⑦ 介助の5要素
介助は5つの要素「量・方向・スピード・タイミング・場所」を構成することによって1つの形として成り立っています。一つひとつの要素を見直すことで、より良いケアを目指しましょう。⑧5つの3 [ 社会、生活、環境、面、間 ]
本人のQOLを高める上で重要な視点を「社会、生活、環境、面、間」の5つに分類し、さらに細かく3つに区分しました。ケアプランを作成する際には、こういった視点に着目した内容を盛り込むことが大切です。<新しい総合的認知症ケア研修会で学ぶ>
https://www.tsuusho.com/new_ninchisyokea/
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